8月5日は発酵の日
「はっ(8)こう(5)」(発酵)と読む語呂合わせから、8月5日は「発酵の日」。
日本の古くからの食文化である味噌・醤油などの発酵させた食品の良さをさらに広めることを目的として、日本を代表する味噌を主体とする食品メーカーのマルコメ株式会社が制定しました。
子供達が夏休みのこの時期、家族で発酵食の魅力と、日本の食文化に触れるきっかけになればとの思いが込められているそうです。
夏バテ防止に!日本の発酵食品を
この時期は、暑さから冷たいものや口当たりの良いものばかり食べてしまっていませんか?
それでは栄養が偏ってしまいますし、胃腸も弱ってしまい夏バテをしてしまうかもしれません。
味噌や醤油、納豆、漬け物、甘酒などの伝統的な発酵食品は、今の時期に必要な栄養素を効率的に摂取できる身体に優しい食べ物。
また、発酵食品には乳酸菌をはじめとする善玉菌が多く含まれているため、腸内環境を良くする働きがあります。
飲む点滴?甘酒のチカラ
数ある発酵食品の中でも、甘酒は夏にピッタリ。
ビタミンやミネラル、タンパク質、食物繊維など多くの成分を含んでいて、飲む点滴と呼ばれるほど栄養価が高く、冷やしてもおいしく飲むことができます。
ミネラルを摂りつつ水分補給もできるので、今の時期心配な熱中症の予防にも役立ちます。
甘酒の歴史は長く、江戸時代には夏バテ防止の栄養ドリンクとして愛されていたようです。
特に京・大坂を含む上方で盛夏の飲み物として人気があり、俳句では「甘酒」が夏の季語にもなっています。
長きにわたって日本人の健康を支え続けてきた発酵食品。
猛暑の今年、夏バテや疲労回復に「発酵の日」の今日から取り入れてみませんか?